2025 年度の深圳市住宅積立金の調整について
2025年6月30日、深圳市統計局は『2024年度の深圳市都市部組織の就業者の年間平均賃金の状況』の公報を発表しました。
これに伴い、2025年7月1日から2026年6月30日まで、深セン市就業者の住宅積立金の納付基数の上限および下限もそれに応じて調整されます。
1.納付基数の上限・下限について
① 納付基数の上限
深セン市の前年度の全市在職就業者の月平均賃金の3倍に調整され、即ち44,265元(14,755元 × 3倍)となります。
② 納付基数の下限
・2025年3月1日以前に加入・転入した就業者は2,360元のままで変更なし。
・2025年3月1日以降に新規加入・転入した就業者は2,520元となります。
2.納付割合は変更せず、5%~12%のままに維持
例として、従業員本人の賃金が人民元5,000元、会社の納付割合が5%の場合、
① 従業員が納付する積立金:5,000元 × 5% = 250元
② 会社が従業員のために納付する積立金:5,000元 × 5% = 250元
→ 従業員の住宅積立金の納付総額は会社負担分 + 従業員本人負担分 = 500元