法定退職年齢の段階的延期実施に関する決定
9 月 13 日、全国人民代表大会は「法定定年退職年齢の段階的延期の実施に関する決定」を可決し、2025 年 1 月 1 日から実施される。
男女の法定定年年齢は今後 15 年かけて段階的に延期され、男性従業員は当初の 60 歳から 63 歳へ、女性従業員は当初の 50 歳と 55 歳からそれぞれ 55 歳と 58 歳へ延長される。
一方、従来の定年が50歳である女性一般従業員は、2カ月ごとに1カ月延長される。2025年1月から2月までに50歳になる女性一般従業員の退職年齢は50歳と1カ月、2025年3月から4月までに50歳になる女性一般従業員の退職年齢は50歳と2カ月というように延長されていく。
また、年金受給の要件となる年金保険料の最低納付期間を2030年1月1日から毎年6カ月ずつ延長し、現行の15年間から最終的に20年間まで引き上げる。