新型肺炎期間の労働争議に対する回答（一）
広東省高級人民法院（高等裁判所）及び廣東省人力資源・社会保障庁が発表した『新型コロナウイルス感染による肺炎の期間における労働争議案件の審理に関する若干問題の回答』によると、下記の問題を抜粋し、ご参考ください。
【ご質問】
雇用企業が新型肺炎の影響による生産及び経営に深刻な困難をもたらすため、労働契約を解除する場合、労働者は経済補償を主張することができますか。
【回 答】
雇用企業が新型肺炎の影響による生産及び経営に深刻な困難をもたらす場合、労働者と協議して、給与調整、シフト制勤務、交替休む、勤務時間短縮、業務待つなどの方式により、労働契約を変更し、勤務ポストを安定させることができます。双方が合意一致できない場合、雇用企業が『労働契約法』第四十条、第四十一条の規定により、労働契約を解除することに対して、『労働契約法』第四十六条、第四十七条の規定により、労働者に経済補償を支払うべきです。