新型肺炎期間の欠勤問題について
【ご質問】
一般的に従業員が連続して3日間欠勤した場合、会社は「無断欠勤」として処理します。しかし、現在の新型肺炎という特殊期間において、会社はすでに生産を再開しましたが、業務復帰していない従業員がいます。彼らに連絡を行った結果、一部の従業員は「会社に戻らない」と表明し、他の一部の従業員とは連絡が取れない状況です。これらの従業員に対して、会社としてどのように対応すべきでしょうか。
【回 答】
新型肺炎期間において、企業がすでに生産を再開したが、従業員が職場復帰しない状況に対する対応方法は、以下の3つに分けることができます。
1.連絡が取れたが、従業員は交通規制または居住地の規制で外出できないと主張した場合
従業員に関連する証明資料の提供を要求します。
2.連絡が取れたが、従業員が「会社に戻らない」と明確に表明した場合
・従業員に「辞職願」の提出を要求します。そして、企業は正常な離職手続きにて処理できます。
・従業員が「辞職願」を提出しない場合、改めて従業員にウェイチャットやSNSなどにて連絡し、連絡内容の証拠を取得した後、企業は「無断欠勤」の関連規定に従い、処理できます。
3.連絡が取れない場合
・湖北省に滞在している従業員に対しては、現状処理しません(2020年3月19日現在)。
・湖北省以外に滞在している従業員に対して、企業からの『通知』が送付された後も返事がない場合、「無断欠勤」の関連規定に従い、処理できます。