休憩時間をどう捉えるべきか
【ご質問】
企業が従業員に与えている作業途中の休憩時間(例えば、15分間)は勤務時間に計上すべきでしょうか。
【回 答】
1.関連する法律規定の解釈
・休憩時間については、『特殊作業時間管理規定(意見を求める原稿)』において、「…作業途中の休憩時間は勤務時間に計上する」と記載されています。
・また、個別の地域、例えば江蘇省労社弁書簡[2000]23号文でも、「勤務時間は…作業途中の休憩時間も含む…」と明確に記載されています。
2.実際の操作
実践では、作業途中の休憩時間は勤務時間と切り離すことができず、かつ従業員は休憩時間に工場区域から離れることがないため、多くの裁判案例では、「8時間の出勤時間」以内であると認識しています。
よって、「作業途中の休憩時間」は「8時間の出勤時間」に含まれるべきです。