「質 問」
労働者が突然会社をやめ、無断欠勤を行ったが、逆に企業に口頭解雇されたと主張。また、このような主張が仲裁機構で支持されることが多い。企業は日常どのような問題に注意をはらえば、案件の敗訴を避けることができるのか。
「回 答」
・企業は労働者の無断欠勤の証拠を保留すべき(出勤記録は電子データ形式を避け、できるだけ労働者に毎日の出勤の際に署名を行ってもらう)。
・規定違反が激しい場合、住所名簿の住所に通知書を送達する(通知内容:いついつまでに出勤しない場合、自己退職として処理する)。通知書を送達した後、郵送の控えを保管する。